はてなリモートインターンシップ 2021 の講義資料が公開された。
私は microservice に就いての講義を擔當した。
他の講義の資料も上記に公開されてある。
自分の講義を反省的に檢討すれば、抽象的な體系を述べるのではなく、架空でもよい事例を幾つか擧げそれを基に具體的に microservice の構築や運用や改善を議論した方が好かったと思ふ。しかし私が講義を構成する時には、私見の範圍には、事例をだう體系的に竝べ議論するか、或る事を述べた時に何を述べてゐないのか自覺する爲の記述は無かった。今は有る。上の資料だ。
以下の論理構成は自前のものだ。充分に先行研究を調べてゐないから獨自のものとは言はないし、獨自ではないと思ふ。
[user の求め]<-(物事を提供する)<-[仕組み (= service)]
の圖式で、schema 1st や service mesh 迄、統一的に論旨を捻じ通した- 自己相似的な構造の下で microservice を定義した
- 組織の局所的な合理性に依る cost と、microservice・SRE・CI/CD を對應させ說明した
- deploy の 3 段階 : build-deploy-release を明言した
調べた記録は以下に在る。