c4se記:さっちゃんですよ☆

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observalibity の柱である MELT の "E" : Mackerel のグラフアノテーションを活用する

この記事はMackerel Advent Calendar 2025の12/12 (金)分である。 observability の三本柱と event observability とは system の狀態を何らかの telemetry によって表現し、telemetry から system の狀態を推測しようとする一連の枠組みである。telemetry …

渡邉雅子「論理的思考とは何か」2024/10/18

scrapbox.io この書では、思考の、特に rhetoric の合理的な有り樣は一通りではない事が、四つの有り樣を具體的に示して明かされてゐる。この紹介自體が私には有益な事だった。 批判 (critique) と云ふ語は「非難」と混同されがちだが、私は異なると思ふ。 …

David Corfield "Charles Peirce, inference, and category theory" 2025/2/20

scrapbox.io C. S. Peirce の論理學を深くは調べてゐなかったところ、nLab をふらついてゐたら奇妙な論文を見附け、讀んだ。著者は、Peirce の言ふ推論の三種の形式である演繹 (deduction)・歸納 (induction)・因明 (abduction) が、圈に於ける射の合成系の…

JAWS-UG京都 AWS Summit Japan 2025 re:Cap LT大會を聽講した #jawsug_kyoto

JAWS-UG 京都支部の event を偶々見つけて行ってきた。話題は昨今の例に漏れず生成 AI に隨分寄ってゐた。色々と觸發されたのは色々な LT を聞けたからだらう。二次會では自分の AI についての考へを撒き散らしくだを卷いてゐた。 scrapbox.io

Münchhausen の trilemma の形式的定式化と證明

非形式的な主張 根據關係は循環論法・無限後退・無根據な斷定の三つの少なくとも一つの形を取る。 有向 graphを考へる。は頂點 (vertex) の集合、は邊 (edge) の集合、寫像は頂點と邊の關係である。を「事は事に基附く」と讀む (「事」や「基附く」の意味は…

みにくいアヒルの子定理 (ugly duckling theorem) の數理的主張

定理 比較する對象の全體をとし、とする。の要素に就いての述語はの部分集合に對應する。これを同一視,しよう。可能な述語の總數は|2U|=2nである。この時任意の異なるの要素が共有する述語の個數は要素の選び方に依らず個である。故に共有する述語の個數によ…

CloudNative Days Summer 2025にstaffとして參加したし喋った #CNDS2025

speakerdeck.com scrapbox.io なんだかんだセッションを見て廻る餘裕は無かった。 我々のセッションでは、Observabilityチームとしての特殊な狀況に於いてではあるものの、改善の思想を具體例を以て示せたと思ふ。 那覇では以下を堪能した。 濕度 獨特な古書…

CloudNative Days Summer 2025 プレイベントを聽いた #CNDS2025

scrapbox.io CloudNative Days Summer 2025 (CNDS2025) のプレイベントを聽いた。Karpenter は使った事が無い、しかし使ふ事になるだらう。使ひ方を再確認できたのはよかった。LLM は私も樂しく使ってゐる。樂しんでゐる人を見るくらいが今はよい。 5/23 (金…

René Descartes「省察」1641

scrapbox.io Descartesさんの言葉はかなり昔から私を導いてきたと言ってよい。方法的懷疑を私は永遠極限と呼び換へ、cogitoを此の經驗と呼び換へた。初めて體系を書いた時に私はこの二つの言葉から始めたのだった。私のDescartesさんに就いての知識は、『方…

坪井洋文「神道的神と民俗的神」1989/6/25

scrapbox.io 私は神道は明らかに一つのものではないと觀察してゐる。鹿島と八幡と天滿宮が皆同じ信仰だとは思へない。更に古代と中世と近世と現代の神道が同じ信仰とは思へない。今の我々が「神道」と呼ぶのは戰國末から江戸期の近世に儒敎を使って理論化さ…

CloudNative Daysのオブザーバビリティを支へるMackerelの活用 (Winter 2024編)

MackerelはCloudNative Daysにツールスポンサーしてゐる。その繫がりで、Mackerelの開發者の一員でもある私は、CloudNative Daysのオブザーバビリティチームに參加してゐる。先日CloudNative Days Winter 2024 (CNDW2024)が開催された。そこでのMackerelの使…

CloudNative Days Winter 2024 #CNDW2024

私が開發者の一員であるオブザーバビリティプラットフォームのMackerelは、CloudNative Daysにツールスポンサーしてゐる。その繫がりも有って、CloudNative Days Winter 2024にオブザーバビリティチームの一員として參加した。CloudNative Daysの可觀測性を…

postgresqlreceiverのcodeを讀んでPostgreSQLの狀態の知り方を學ぶ

PostgreSQLを使ってゐるのだが、動作狀況をどうすれば知れるか、SQLを引けばいいだけなのだが諳記してゐない。OpenTelemetryのreceiverによく纏まってゐたので、讀んだ。 內容は纏めた頁に讓る。 scrapbox.io 諳記できてはゐないが、アンチョコはできた。か…

Salvador de Madariaga y Rojo「情熱の構造 イギリス人、フランス人、スペイン人」1928

scrapbox.io 表題のイギリス、フランス、スペイン三國はどれもヨーロッパの端で太平洋に面してゐる。私はこの三國について、日本から見てユーラシア大陸の逆の端に在る事、イギリスは獨立指向が強く、フランス南部とスペイン北部は權威指向が強く、フランス…

Road to SRE NEXT@廣島を聽講して LT した #srenext

今月頭のRoad to SRE NEXT@京都に參加した際に「廣島にも來て話さないか」と誘はれたので、行って話した。 まづ、話したのは今作ってゐる OpenTelemetry メトリック用の DB に就いて。一つ目のものを作った時に簡單な掛け算でわかる事を見逃してゐたのは我な…

Road to SRE NEXT@京都を聽講した #srenext

昨日開かれた Road to SRE NEXT@京都を聽講した。聽講したどころではなく二次會迄行ったのだが…。 scrapbox.io E-mail の話が重なって印象に殘った。どちらも思ひ當たる節や反省が有った。ソーシャルゲームの話は懷かしいし、當時にそこ迄考へが深くなかった…

Kyoto Tech Talk 5 に參加した #kyototechtalk

6/25 (火) に京都市周邊の地元 community である Kyoto Tech Talk 5 に參加した。 scrapbox.io この催しに就いては主催の御一人である id:luccafort さんの思ひ「地方から情報を発信し続ける意義と意味 - おうさまのみみはロバのみみ」に感じ入るものがある…

CloudNative Days Summer 2024 に staff として參加した #CNDS2024

去る 6/15 (土) に札幌で開かれた CloudNative Days Summer 2024 (CNDS2024) に參加した。 scrapbox.io 私は Mackerel と云ふ observability platform を作ってゐる身である。その Mackerel が CNDS2024 にツールスポンサーした緣で、CNDS2024 の observabil…

Gilles Deleuze「ザッヘル=マゾッホ紹介」1967

Marquis de Sade「閨房の哲學」1795 - .。oO(さっちゃんですよヾ(〃l _ l)ノ゙☆)を纏める途中でこの本を思ひ出し、讀み返してみたら存外に面白かった。少なくとも私はこれを讀んで、2022-04-18~24 週に得た事 : 不可避・不可能、一義・數多、絕對・被關係 - c4…

Hans Jonas「グノーシスと古代末期の精神」1934

Hans Jonas さんの名はJean-Pierre Dupuy「ありえないことが現實になるとき ――賢明な破局論にむけて」2002 - .。oO(さっちゃんですよヾ(〃l _ l)ノ゙☆)で「責任という原理: 科学技術文明のための倫理学の試み」の著者と見知ってゐたゐた。東京は目黑の古本屋で…

John McTaggart Ellis McTaggart「時閒の非實在性」1908

永井均さんの、問題の獨特の立て方に惹かれて、McTaggart さんの論に對する註釋と、手持ちの資料から類似の議論とを纏めた。 永井さんの問ひは、昔に私が〈此の經驗〉を〈處〉に迄切り詰めた揚げ句に諦めたものだった。永井さんも、獨在だけではなく、世が成…

Влади́мир Ильи́ч Ле́нин「國家と革命」1918

表題の「國家と革命」は眺めてしかゐないから、この纏めは未完のレーニン 〈力〉の思想を読む (講談社学術文庫)と新版 はじまりのレーニン (岩波現代文庫)を流し讀んだ纏めになる。 ヨーロッパと日本での近世つまり 17 世紀以降で、自然科學屋の外で唯物論を…

自然文から PromQL って生成できるのかな〜 (ChatGPT)

御存知の通り Mackerel では OpenTelemetry Metrics + PromQL への對應を進めてゐます (Mackerel の PromQL 處理の內部 (2023/12 時點) #mackerelio - c4se記:さっちゃんですよ☆)。その PromQL を OpenAI API 等で自動生成して樂できないかな〜、と試してみ…

Samuel Ira Scheffler「死と後世」2013/11/14

人類や人類のやうなものが存續すると云ふ意味での後世についての倫理的な意味を、現代的な宇宙觀の下で、形而上の對論を持ち出さずに學問的に論じた書物は私の記憶の中でもこれが初めてだ。後世について論じた書物はごまんと在るが、現代的でない宇宙觀や形…

荻野恕三郎「光明主義批判―葆光の哲學」1997/3/31

blog では讀んだ本を纏めた事を報告するだけであって、內容は書かない事にしてゐる。纏めは Scrapbox を、本は本を見る事。本は少なくとも私の手元に有る。 眞理とは明らかな事、明らかにされた事である、この自明と思はれる考へは光で譬喩へられる。だが光…

見田宗介「社會學入門: 人閒と社會の未來」2006/4/20

昔私は吉本隆明さんに入れ込んでゐた時期が有る。今でも書籍に吉本隆明さんが取り上げられてゐるのを見掛けると、ともかく嬉しくなってしまふ。これは無條件的なもので意味が無いが、立ち讀みを續ける原因にはなる。 私が「組」と呼ぶものと「法」と呼ぶもの…

池見澄隆「慚愧の精神史―「もうひとつの恥」の構造と展開」2004/9/20

纏めた本を blog に載せると云ふ手順を踏んでゐると、入れ込んでゐる書物は長く纏め續けて blog に載らず、纏める氣になった中ではあってもそれ程でもない本ばかりさっさと纏め終へ blog に載る事になる。さう云ふものだと思ふ事にする。 かう云った自分にし…

Bayard Pierre「讀んでゐない本について堂々と語る方法」2007/1/11

書店で見掛けるも敬遠してゐる本はやはり在り、この本もそれであった。或る日立ち讀む氣に何故かなり、思ってゐたのと違ひ、「本を完全に讀んだ」と云ふ馬鹿馬鹿しい觀念の外で張られる空閒を論じてゐる樣に見え、驚き急に、面白さうな本だと感じたのだった…

path 依存型って何? 調べてみました!

qiita.comの 12/21 です。 先日社内の勉強會で Tour of Scala を見返してゐたら「path 依存型」と云ふ文言を見て、名前しか知らんなと思ひ返しました。そこで path 依存型って何? どんなもの? 年齡は? 結婚してる? 調べてみました! speakerdeck.com scrapbox…

Mackerel で SAML を實裝してゐます #mackerelio

qiita.comの 12/18 (月) です。 Mackerel では今 SAML を實裝してゐます。提供時期や價格等はここには書けないのですが、實裝してゐる機能の內側を御覽に入れます。 想定讀者 : Mackerel の SAML を導入する事を檢討する IdP 管理者 この記事は 2023/12 に實…