ここしばらくに落書きしてきた、ももんがと百々ん蛾の絵です。
2012GWももんが |
抜粋
ももんがは人を食べない。人もももんがを食べないが、人は文明を持ってしまったので、仮面に成って覆らなければ、ももんがに会なく成った。人は街に戻らなければならない。街へ戻り帰らなければ、nullに出会ったももんがの様に虚弱に死んでしまう。誰をも慰められなく成るからだ。
人生は時として他人と見分けが付かず、其んな時に私は簡単に絶対を背負おうとして
潜在の偶然を関係の必然とし
関係の偶然を潜在の必然とし
て
努力する。
現代から高度な文明へ行く精神と人間から動物へと下り其の内に無機物へと頽落する心は等しく成って了う。其れ等が「遠きもの」として等しいからだ。遠きもの達を、只其れ丈孤立させるのは、私達を捨てたもの達だろうか。
人の考えは近きものへと戻って来る事は無い。近きを最も遠きと見做す錯覚に依ってしか思考は戻って来ないにも関わらず私達の考えに手を触れなければならないのなら、私達は錯覚をも構造としてとして知ろうとする他に無い。
目が覚める事を夢見ている。眠っている者の間で夜に耐えていた積りの意識は享受と生産の隔たる空間すら感取出来ない国々で、余りに深い眠りに浸り切り遂に夢には明晰な概念すら。要らぬ世話だ。覚めようとする夢の像すら、持たずに済ませ得なかった愚かな自分を腹に打ち込め。