新しくノートPCを買った。新しくPCは買ったが、PCは新しくない。四年前に製造されたらしい中古のPCで、Windows7は陽の目を見ずにUbuntuに道を譲った。わたしはMacOSはWindowsと同じ理由で同じくらい嫌いである。然して印刷作業に殆ど関はりが無いのでMacに用は無い。ただiOSに用があるのは仕方のないことだ。
斯くしてわたしの新しいPCはUbuntuであるとは云へLinuxが幅を利かせ、プログラミング言語の環境を整理するのにanyenvが採用された。
cf. riywo/anyenv https://github.com/riywo/anyenv
Ruby, Python, Goと軽快にinstallされていったが、PHPで躓いた。phpenv install
がbuild optionで落ちるのである。調べてみるとPHPのbuildはとても多くのlibraryに依存してをり、それらをすべてinstallしなければならない。わたしの心も闇に落ちた。すやすや……。
暫くほかのことをしてゐてふと気が付いたのだが、いつもVimをbuildするときに使ふ、apt-get build-depが使へるのではないかと思ひ付いた。少しみた限りではできさうである。そしてやってみたら、できた。
sudo apt-get build-dep -y php5 phpenv install 5.6.1
build-depとは其の名の通り、該当packageをbuildするのに必要な依存packageを入れてくれる。RedHatのyumにも同じ機能があるらしい。yum-builddepである。
cf. lost and found ( for me ? ): Fedora 17 : Yum equivalent to apt-get build-dep and apt-file search http://lost-and-found-narihiro.blogspot.jp/2012/09/fedora-17-yum-equivalent-to-apt-get.html
因みにRubyのbuildにはopenssl、zlib、readlineの開発用packageが入ってゐなければならない (libssl-dev, zlib1g-dev, libreadline-dev)。此れくらいなら手で入れれば好い。