Cygwinは、パッケージのインストール/アップデートにも、setup.exeを使います。Cygwin本体のインストールの時に使った、それです。それ。
Cygwin本家のupdateが遅れている場合、自分でgcc使ってmake installするのもいいですけど、別のリポジトリから新しいパッケージをインストール出来る事があります。Cygwin Portsです。BSD portsから名前を拝借しているのでしょう。
makeすると何かとトラブルが多いですからね……所詮*nixエミュレータですからね。
Cygwin Portsへのアクセス仕方は、[Cygwin Ports project http://sourceware.org/cygwinports/ ]を見ればよろしい。
手順
先ずcmdを立ち上げます。私はsetup.exeをユーザーホーム (C:\Users\yourusername
) に置いてあるので、
setup.exe -K http://cygwinports.org/ports.gpg
でsetup.exeを立ち上げます。-Kオプションを与えてやれれば、GUIから立ち上げたって構いません。
懐かしいsetup.exeが立ち上がったら、接続するリポジトリ (http://〜 とか ftp://〜 とか) を選ぶダイアログで、
をaddしてやります。追加されたそれを選んで、ok。Cygwin Portsのパッケージ一覧が表示されます。
沢山updateパッケージを示してきますね。このままでもいいかもしれません。しかしネットワーク接続に難があり、たいてい途中で凍ってしまう気がします。最後まで私は行けたことがありません。DefaultのラジオボタンをKeepにする事で、updateのチェックを全部外してしまいましょう。然る後に、updateしたい目的のパッケージを検索して、それのupdateチェックを入れましょう。それだけDefaultにすればいいです。依存するパッケージも自動的にDefaultに成ります。他はKeepに成ってる筈です。
ok。
installされます。cygwinを起動しましょう。
起動する前に、
その前に、rebaseallしておいてもいいかもしれません。cygwinを終了させて、cmdから
C:\Cygwin\bin\ash
でashを起動します。
./rebaseall
はい。exit
でashを落として、cygwin起動。
*
まぁこれやってもPyhtonは2.7ですけどね。本家同梱は2.6ですけど。3.2はmakeしてもエラーで。
apt-cyg
[apt-cygでCygwinでもApt/yumっぽくインストールができるようになる。。 - ブックマクロ開発に http://d.hatena.ne.jp/takuya_1st/20110205/1296887435 ]
apt-cyg便利だね!! すごい!