c4se記:さっちゃんですよ☆

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計算 (判断) を、人間の最も優れた〈能力〉と見做す思想を、情報技術と云ふ

計算 (判断) を、人間の最も優れた〈能力〉と見做す思想を、情報技術と云ふ。然ふ考へるのが、わたしは最も好いと思ふ。其れは、超近代とも謂へる。
情報技術が現代の産業の先端である理由は、もっとも根本的には計算量の増加が加速度的であると云ふ、偶然の事実に依る。此れは勿論ムーアの法則 (Moore's law) がはじめに定式化したものだが、CPUの速度に限る必要は無い。最先端の現場で扱い得る計算量が、加速度的に増えてゐれば、此れは根本的であり得る。此れが成立してゐるのは、勿論必然のこととは言ひ難いが、人間の、判断的な部分を、最も抽象すべき部分だと認識する、現在の産業-国家上層の意思が、此の状況を導いてゐることは確かだ。人間は、現象を「認識」し、「計算」し、「判断」し、「実行」する、然ふ云ふ「機能」を持つ。其の〈能力〉を最上と見做す考へは、情報技術と呼ぶ事が出来る。


わたしが以前に書いてきた事項は、此の場所から導く事が出来る。
cf. 情報技術のなにが特異なのかに就いて、それは次元の異なるものをそのまま直接繋げてしまうことだ、と云ふ風に言ってゐたころがあった http://c4se.hatenablog.com/entry/2013/06/25/013521

  1. 労働力と云ふ抽象を超えて、謂はば「超労働力」とでも云った〈人間力〉と呼ぶべき抽象の段階に、既にわたしたちは居る。
  2. 現政権が行おうとしてゐる、世界認識の先端への〈滑り込み〉と、後進的な地層の隷屬。cf. 「ここが抵抗点だ」と云ふのが今回の衆議院選の感じだ http://c4se.hatenablog.com/entry/2013/06/25/011503

以前考へた此の二つの事も、此所から導くことが出来る。手元のnoteに書いたり知り合いに喋っただけで、おほやけに公開してゐないのは、わたしのものぐさな怠慢である。


又此の事は、わたしがprogrammingを領野にしてゐる理由の、現在迄の最良の分析でもある。