暗いニュースリンクさん
2008年アメリカ大統領選挙:最新動向
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乱戦、予測困難の模様。
とはいえ、日本は国内をどうにかした方がいいと思うけど……。行き詰るべきところで行き詰ってるから。
またまた小飼弾さんだけれども。「いるのは、何か? - 書評 - 国家は、いらない」
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51004518.html
国家はいらないということは時々考える。でもそれは「国家はいらねぇんじゃね」ではなくて、国家よりも高度な共同がありうる時代になったから。アントニオ・ネグリ&マイケル・ハートの〈帝国〉=マルチチュードがいい概念だ。
ネグりとハートは、〈帝国〉に対抗するものとしてマルチチュードを勿論出したわけだけれど。二つで「ネットワーク状の権力」の両極、"="で結ぶのがより正確です。
ネットワーク状の権力といえば、マーク・ポスター『情報様式論』「フーコーとデーターベース」にも似た記述があった。ネットワークがネットワークを支配する。
どんな仕事が好きかという答えは色とりどりだが、どんな仕事が嫌いかという問いへの答えは以外に似通っている。返り血を浴びる「仕事」、ゴミにまみれる「仕事」、いつになったら儲けがでるかわからない「仕事」....職業選択の自由がある限り、これらの仕事を「あなた」がする必要はない。しかし「誰かが」しなければならない。結局誰もやりたがらない仕事は「公」のものとなる。
話を元に戻す。誰も拾いたがらない公共性というのは、確かにある。これをどう拾っていくのかがリバタリアニストに問われている。すでに誰の目にも肥大化が明らかなものをリバタリアニティックに叩くのは容易い。問題は、まだ誰も気がついていない、いや誰も気にかけないものをどうするかなのではないか。
正しい。
そしてどうすればよいのか。理想の描き方はむつかしい。
だれもなにも変わらずにそれでよいという状態、それが理想ではあるのだが。